ドメインの取得歴

SEO

エイジングフィルタを解除するにはドメイン年齢ではなく制作歴

エイジングフィルタという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

取得したばかりのドメインでサイトを運営してもGoogleから信頼されず、一定期間、どれだけSEOを頑張ろうと、ページを量産しようと、Googleの検索結果に表示されないばかりか、例え掲載されたとしても表示順位が地についてしまっている状態でアクセスはほとんど期待できません。

Googleは公式にこのようなアルゴリズムの存在を認めていませんが、SEOの世界ではこれをエイジングフィルタと呼んでいます。

取れたて新鮮なドメインは信頼できないから、検索結果にも表示しないでおきましょう・・・。そんなフィルタが存在するというのです。

しかし、この情報は信頼できないと考えています。むしろ、コンテンツ制作歴を重視しているとしか思えないシグナルが存在します。

SEO業界で言われること

冒頭でもご紹介しましたが、エイジングフィルタを語る時、ドメインの所有歴とセットで語られることが往々にしてあります。ならば、ドメインを先に取得して、1ページ程度どうでもよいページを作りGoogleに登録した上で、半年なり1年、寝かせておいてから、本格的にコンテンツを制作した方が、エイジングフィルタの影響を受けずにスムーズなサイト運営ができると言われています。

このような噂が、取得から時間のたった古いドメインを売買するサービスを誕生させ、将来作るであろうサイトのために、ドメインだけ先に取得して寝かせておくウェブ担当者を量産させました。

しかし、この噂本当なのでしょうか?

実はドメインの年数は関係ない

この答えは、すでにGoogle社員によって語られています。

Googleで検索の品質に関するチームを率いるリーダー・マットカッツ氏が、しばしばSEOに関する疑問に回答を寄せることで有名です。マットカッツ氏によると、全く関係ないというのです。

よくドメインレジストラなどが宣伝文句で、ドメイン登録年数が長いと検索ランキングで有利!といったことを言うのですが、登録年数が3年だろうと5年だろうと関係ありません。(出典:SEM R『ドメインの年齢はランキングに影響するか? – Google Matt Cutts氏』)

要するにまったくドメインの年齢は検索順位に関係がないというのです。

この記事が出たのは2009年のことです。かなり以前から関係ないと言われているにも拘わらず、未だに気にする人がいるようです。

本ブログで実証できた

ちなみに本サイト「ぶろぐネタ」のドメインを取得したのは、2014年5月のこと。そして、それから3年もの間、1ページだけクロールさせ、寝かせておりました。

そして満を持して2017年4月はじめよりブログ記事を執筆し始めたのですが、10記事程度執筆し、Google Search Console(旧Webマスターツール)を使用し即座にクロールさせているにも拘わらず、検索結果に反映しません。または、反映しても誰の目にもつかずに低調な順位に落ち着いています。

つまり、寝かせておいたドメインの効果はまったくないという訳です。

Googleはサイトの一貫性を重視している

少し話題が逸れますが、あるサイトのアクセス数が突然、減少することがあります。パンダアップデートやペンギンアップデートなど、Googleのアルゴリズムが変更されたタイミングで検索順位を下げ、アクセスも激減するケースもありますが、もう一つ、アクセスが減少するタイミングがあります。

それは、サイトのテーマが変わった時です。

例えば、3年間一生懸命にダイエットに関する記事を執筆してきたのに、ある日を境にIT関連の記事を大量に執筆しだした・・・。そんな時、アクセスが下がるのです。

これは、Googleに認識されるキーワードのジャンルが変わった時と言い換えることができます。

最近はGoogle Search Consoleで廃止されてしまいましたが、以前はGoogleが認識しているキーワードの一覧をランキング形式で表示する機能がありました。この機能を観察していると、サイト全体で使っているキーワード量を元にランキング付けしているというよりは、直近で公開されたキーワードをランキングしている傾向が強いようなのです。

そして、このキーワードランキングの順位が大きく変わる時、アクセス数が減少することに気が付きました。

要するに、Googleはサイトの一貫性をとても気にしていて、サイトの内容が変わるとランクを下げるようにプログラムされているとしか思えないのです。

もっとも重要なことはコンテンツ制作歴なワケ

前項でGoogleはサイトの一貫性を重要視していると書きましたが、これとエイジングフィルタとどんな関係があるのでしょうか?

それは、例えドメイン年齢が古くても、Googleにキーワードが認識されていなければ全くランクは上がらないということ。そして、突然、書き始めたとしても、これまでのサイトの趣旨と異なるコンテンツが作り始められたと認識されるだけで、新しく公開されたページの順位が安定する理由にはならないのです。

Googleにとってもっとも大切なことは、同一のジャンルのキーワードがいかに長く運用されているかどうかということであり、キーワードの傾向が長年安定的に使い続けられているサイトほど、信頼できるサイトであると判断されるのです。

冷静に考えてみれば分かるのですが、オールドドメインを買収して、別のコンテンツで手っ取り早くアクセスを稼げるサイトが存在することを防ぐためのアルゴリズムに他なりません。

もうお分かりかと思いますが、Googleはドメインの年齢よりもコンテンツ制作歴の方を重視しています。だから、ドメインだけ登録して寝かせても全く意味がないと言えるでしょう。早くコンテンツを制作して、制作歴を稼ぐ方がよほど賢い選択です。

関連記事

  1. SEO

    仮説!無料のストックフォトを使用するとSEOで不利になる?

    スマートフォンゲームなどを展開する企業・DNAが運営するメディアサイト…

  2. SSLのSEO上の効果

    SEO

    HTTPSにするSEO上の影響!SSL対応で本当にアクセスは増加する?

    2014年8月7日、Googleは公式ブログで常時SSLのサイトを推奨…

  3. ペナルティを受けるサイトの特徴

    SEO

    Googleがスパム認定しペナルティを受けるサイトの特徴は?

    Googleウェブマスター向け公式ブログによると、2016年の1年間に…

  4. SEO

    被リンク否認の方法&どんなサイトを否認すべきか

    他のサイトからあなたのサイトへリンクされることを「被リンク」と呼びます…

  5. SEO

    PV数が10分の1へ!話題のフレッドアップデートとは何だったのか

    2017年3月9日~同10日にかけて、比較的大きな順位変動が発生したこ…

  6. ライバルのブログを調査する

    SEO

    SNSからアクセス数まで!ライバルサイトを分析するツール4選

    ブログやサイトを新しく作った!または、現在以上にアクセスを向上させたい…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 思わずアクセスしてしまう
  2. ペナルティを受けるサイトの特徴
  3. 発リンクの効果
  4. Youtube
  5. SSLBOX
  6. SSLのSEO上の効果
  7. 検索結果
  1. プロブロガー

    ブログテク

    会社員ブロガーの特徴と実例は?ブログで生きてゆくこと
  2. SEO

    素早く記事をインデックスさせるFetch as Google以外の方法
  3. ペナルティを受けるサイトの特徴

    SEO

    Googleがスパム認定しペナルティを受けるサイトの特徴は?
  4. サーバ選び

    Wordpress

    安さと性能の両立!ワードプレス向けVPSサーバはこれだ
  5. ブログのネタを書く

    ブログテク

    ブログが書けない!ネタに困った時の探し方4つ
PAGE TOP