さくらインターネットのメリット

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さくらインターネットを16年使った筆者が語るメリットとデメリット

さくらインターネットがサービスを開始したのが1996年暮れのこと。当時、舞鶴の高専生だった田中邦裕氏が趣味で知人に貸したレンタルサーバが好評になり、ビジネスまで発展したのがきっかけです。

筆者はそれから5年後の2001年頃からさくらインターネットを使っています。途中、別の業者へ乗り換えましたが、結局、さくらに戻ってきてしまうのです。もはや、これは「愛」なのかもしれません。(笑)

ちなみに・・・2016年、転職活動の最中、さくらインターネットの門を叩きましたが、見事に「貴殿の活躍に期待しております」メールをいただいてしまいました。残念ながらさくらのメンバーにはなれませんでした。

そんな筆者ですが、さくらインターネットの良いところも悪いところも知っていると自負しています。そこで、さくらインターネットのメリットとデメリットをご紹介したいと思います。

さくらインターネットのデメリットとは?

メリットを書く前にデメリットから書かなくてはいけません。どんなサービスにもデメリットはつきものです。

障害がないわけではない

サーバの安定性に定評のあるさくらインターネットですが、まったく障害がないわけではありません。確かにさくらのレンタルサーバなどが長時間ダウンした記憶はありませんが、過去に以下のような障害事故を起こしています。

・2008年12月19日 西新宿データセンターにて変圧器が発火。サーバが多数停止
・2011年12月~翌夏頃まで さくらのクラウドのストレージが不安定になり一時無償提供に変更
・2012年1月上旬 さくらのクラウドで、一部の顧客のデータを消失 (筆者のデータも消えた)

特に2012年1月上旬のデータ消失のときは、さくらインターネットが当初、公式なアナウンスを行わず、直接サポートが謝罪の電話をしてきたと記憶しています。ネットで話題になり、それからアナウンスをしたのを見て、一時は情報公開が遅れたことに失望したりしました。

しかし、16年間を通してみると、大きな障害は上記3件だけで、概ねネットに情報が転がっていますので、情報公開も進んでいると思われます。

サポートが玄人好み

正直、初心者に優しいサポートとは言えません。テクニカルな質問をすると、素人には分かりにくいくらい詳細を省いた明朗な技術の文章が返ってきます。

例えば、さくらのオブジェクトサーバの転送課金に関して質問したところ、「GET通信だけ課金されます」のような、技術に明るくない人には???な返信が帰ってくるのです。

一方、例えば、たかだか月額500円のレンタルサーバに構築したワードプレスが虚弱性を狙った攻撃にあったときは、即座に連絡が来て、どんなファイルが改ざんされたのか詳しくレポートしてくれたりします。

一概にサポートが良い、悪いとはいえないのですが、素人には優しくないが、玄人には十分すぎるほどのサポートを提供してくれる会社と思えば良いでしょう。

サービス項目は少ない・・・だが

実は、さくらインターネットで困ることがあります。それは、サービス品目が案外少ないことです。

例えば、さくらのVPSにはファイアーウォール機能やバックアップが付加されていません。同料金体型のConohaには備わっている機能です。

もちろん、上位サービスのさくらのクラウドを使用すればついてくる機能なのですが、Conohaと比べると高い上に、最近まではクラウドも自動バックアップ機能はありませんでした。APIなどで自分で組むしか方法がなく、困った記憶があります。

それなりの料金を支払えば付いてきたり、自分で構築できる自由さはあるものの、はじめから簡易的なサービスがないことがネックになります。

ここも玄人好みのサーバ業者と言われる所以ではないでしょうか?

さくらインターネットのメリット

もちろん、筆者が16年も使っているからにはメリットがあります。デメリットを押しても入りたいと思うから、ここまで長年使っているわけですからね。

さくらインターネットの魅力は、案外、見えないところにあると言っても良いでしょう。

あまり転送量で文句を言われない

多くのレンタルサーバ業者が、通信転送量無制限を謳っています。本当に転送量が無制限なら、どれほど大量のデータを扱っても、短時間に数十万規模のアクセスがあっても文句を言われないはずですよね。

しかし、そんなことにはならない。多くのレンタルサーバ業者が、転送量無制限を謳っておきながら、規約に「著しく迷惑になる通信を行った場合は上位サービスへ乗り換えるか、解約をお願いします」と書いてあるのです。

事実、ちょっとSNSで話題になっただけでサーバを強制解約になった人まで存在します。

その点、さくらインターネットは穏やかです。もちろん、転送量に上限はあります。

まず、さくらのクラウドで、転送量を理由に強制解約になった方の情報がネットにないこと。VPSでは存在するが、それも少数。さくらのレンタルサーバでは、かなり余裕をもった上限が明示されています。

<さくらのレンタルサーバのアクセス上限>

ライト 40GB/日
スタンダード 80GB/日
プレミアム 120GB/日
ビジネス 160GB/日
ビジネスプロ 200GB/日

【さくらのレンタルサーバ】基本仕様

上記はあくまで月額数百円のプランでの転送量目安です。これ、かなり多いんですよ。他のサーバ業者では考えられない転送量上限です。恐らく、ほとんどの方が月に10GBも行かないと思います。

ストレージが高速

さくらインターネットを選ぶのにストレージの速度は切っても切り離せない部分があります。以下のサイトを見てください。
VPS比較2017年版:ベンチマーク:お名前/さくら/Conoha/クラウドコア/GMO/カゴヤ/Serversman/Vultr/WebArena/Digital Ocean

さくらとConohaが他のレンタルサーバと比較した時、格段に速度が速いことを示しています。

ちなみに、レンタルサーバのストレージの速度は、SSDだから速いとか、そんなに単純ではありません。多数のユーザと同じストレージを使用していますから、同時にどれだけのアクセスを捌けるかが重要になってきます。

その点、さくらは値段に比較して超高速であることがわかります。なぜ、Conohaを選ばないかと聞かれそうですが、Conohaの方も使ったりしますが、よくDDOS攻撃で管理画面が落ちたり、DDOSをくらったサイトが退去を求められた事例などを耳にするので、やはりさくらかなと思うのです。

利用者が多い

そんなさくらインターネットですが、利用者が多いことで有名です。2013年のプレスリリースで、30万件の契約者数を獲得(プレスリリース)と書かれていますが、これは競争力になります。

例えば、筆者の場合、さくらのオブジェクトストレージを使いたかったのですが、サーバとの接続方法がわからずネット検索をしました。するとすぐに情報が見つかるのです。一方、他の業者を前提とした記事は少なめです。

さくらインターネットのサーバを前提とした記事はたくさんネットで見つけることができ、公式のドキュメントにかかれていないようなマニアックなテクニックもすぐに見つけることができるでしょう。

以上のことから、私は、「だから、さくら」なのです。

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